Strange Tortoiseの妄想博物館

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大須観音・日泰寺~名古屋のお寺・建築、そして名古屋めし~

日程:2011年10月15日(土) 大須観音    

2011年11月26日(土) 覚王山日泰寺・揚輝荘

いずれも日帰り。 僕が名古屋に行く理由はだいたい百個ぐらいあって…♪ ひとつめは、グランパス戦の観戦。 ふたつめは、名古屋めし。 みっつめは、名古屋港水族館でウミガメを眺める…。 まあ、百個まではないが、以上が定番の理由であった。 2011年は、せっかくなので、サッカー観戦と合わせて、 名古屋のお寺や建築物なども巡ろうと決意したのであった。 まずは、10月。 昼に名古屋着。ランチ後、大須観音へ。 大須の町は前々から気になっていたのだが、やっと行くことができた。 大須観音

大須観音 東京にたとえると、浅草の観音様か!?という賑わいだったが、 境内にはお化け屋敷、空気コアラなど謎な施設もあり、商店街も大変な混雑。どうやら大須大道町人祭の日だったそうで…。 商店街もいちいちツッコミを入れたくなるような店が多く、もう少し空いていて時間もあればゆっくりぶらついてみたいところだった。 大須観音境内

お化け屋敷にコアラ…。そうとうカオスな境内。 oosu3.jpg

隣接するマンションの外壁もどうかしてる。 この日の名古屋めし。 maruha.jpg

ランチは「まるは食堂(ラシック店)」のエビフライ定食。 夜は、「ばっかす The 禅」で手羽先や牛スジどて煮、牛ホルモン味噌焼などを堪能。

続いて、11月。 この日の試合は夕方から豊田スタジアムのため、観光の時間は限られる。 朝イチで名古屋に着き、モーニングを食べながらガイドブックとにらめっこ。 すると、なんだか楽しそうな場所を発見。 その名も覚王山(かくおうざん)。 日泰寺というお寺と、その参道が何やら楽しそう。 さっそく行ってみることに。 日泰寺とは、1900年にシャム(現在のタイ)国王から贈られた仏舎利を奉安するために創建された日本で唯一の超宗派の寺院とのこと。 本堂には、タイ風の金の天蓋?の下に、釈尊金銅仏が安置されていた。 お堂の奥行きがあり、近くでじっくり見ることはできなかった。 kakuozan01.jpg

日泰寺山門 仏舎利は、寺から少し離れた裏手にある奉安塔に納められている。 伊東忠太設計ときき、わくわくして見に行ったところ、手前の門までしか行かれず、塔の全貌が見えなかったのが残念。 kakuoxn.jpg 奉安塔の手水鉢はタイだけに象さんが支えいている。

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日泰寺北側には、地蔵群があった。 さらにマップをみると、近くに揚輝荘なるものが。 行ってみると、庭園公開中だったので見学することに。 ここは松坂屋創始者の別荘かなにからしい。 ちょうど、紅葉した庭園では、人知れず人気の撮影スポットという趣きで、中高年の写真愛好家がちらほら。 これがまた、こぢんまりとしながらも素敵な庭園。お稲荷さんや茶室もある。 京都の修学院離宮を模した庭とのことで、池にかかる屋根付きの白雲橋も修学院離宮の千歳橋を模したとのこと。

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静かで落ち着きのある庭園

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屋根付きの白雲橋

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別荘の建物は、尾張徳川家から移築された茶室付きの座敷に、 鈴木禎次設計の洋間を新築してつなぎ合わせた和洋折衷、 その名も伴華楼(バンガロー)。 建物内の見学は、事前予約制のガイドツアーがあるそうだ。 さて、日泰寺参道はというと、午前中ということもあり、 開いている店も少なく、人通りもほとんどない。 途中、紅茶専門店えいこく屋で、日泰寺参道紅茶と、スリランカのスーパーで買っておいしかったジンジャークッキーにも再会したので購入。

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この参道紅茶、さわやかでおいしいかったので、また買いに行きたい。 揚輝荘で意外と時間を使い、気になっていた覚王山アパートは見ることができず、豊田に向けて移動することに。 豊田スタジアムは、名古屋市内中心から約1時間、豊田市にある。 こちらはおなじみ、黒川紀章による建築。開閉式の屋根がよく不具合を起こすのでイマイチなイメージだったのだが、 メインスタンド側から見ると、予想以上にフォトジェニックでカッコいい建築物だった。

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意外とフォトジェニックだった豊スタ

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スタジアムから豊田市駅方面へ向かう久澄橋で。

この日の名古屋めし。 朝は名古屋駅AnyTimeでモーニングセット。 temmusu.jpg

ランチは地雷也(イオン八事店)のてんむすきしめんセット。 yabaton.jpg

夜は矢場とんエスカ店)で、味噌かつ丼。

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食後のデザートは、カフェ ジャンシアーヌレジェで、 濃厚な名古屋コーチンプリンのぴよりん。 ちなみに、土日の名古屋をぐるぐる巡るときは、 ドニチエコきっぷ(バス・地下鉄全線1日乗車券)がお得で便利。