旅程:2012年6月29日(金)~30日(土)
そろそろ奈良行きたい病を発しはじめた。
なにやらこの時期、「もっと、ずっと、きっと祭in奈良」というイベントがあるらしく…。
「もっと、ずっと、きっと祭in奈良」は、通販会社フェリシモの「しあわせの学校」が、
各地の分校のオープニングに合わせて開催するチャリティーイベント。
フェリシモ愛用者だし、参加したいワークショップなどもあり、この時期に合わせて行ってきた。
夜行バスで早朝に奈良着。さすがにまだ頭は起きておらず、体も重い…。
ホテルに荷物を預け、洗顔・化粧をすませてとりあえず出かける。
まずは久しぶりに唐招提寺へ。
唐招提寺金堂
ここはいつも静謐で清々しい。
朝早いせいか、参拝客もまばら。金堂・講堂の仏像を堪能したあと、鑑真廟へお参り。
新宝蔵も見学し、戒壇を見て鑑真さんに思いを馳せ、境内を一周。
最後にまた金堂の仏像を拝んで寺を出る。
垂仁天皇陵からの生駒山。私は生駒山のフォルムが大好き。
さてさて、次は…と地図を見ると、歩いて行けそうな距離に、喜光寺、菅原天満宮がある。
垂仁天皇陵を横に、喜光寺へ。
ここは行基さんによる721年創建の古いお寺。蓮の花が有名なお寺でもある。
東大寺大仏殿建立の際、こちらの本堂を参考にしたとされ、「試みの大仏殿」といわれている。
試みの大仏殿といわれる本堂
本堂内
確かに、東大寺大仏殿を小さくしたようなお堂であった。
中には阿弥陀如来(平安時代)と観音菩薩、勢至菩薩(南北朝時代)、行基菩薩像がおいでになる。
観音菩薩、勢至菩薩はちょっと面白い顔立ちだった。若干笑い顔で、鼻筋とかも妙に人間っぽい。
石仏と蓮
名物の蓮も咲いていた。それにしてもこんなにたくさんの種類の蓮ははじめて。
写真愛好家の方々もちらほら。
さて、喜光寺のすぐ近くには、菅原天満宮がある。
こちらは、菅家発祥及び生誕の地とのこと。喜光寺も菅原家の寺らしい。
大宰府や北野とは違い、こじんまりとしてとても静か。
牛をなでつつ参拝。ときおり、地元の方が立ち寄って参拝されていくのが印象深い。
菅原天満宮
すっかり昼もまわり、お腹も空いてきた。
ここからはバスで近鉄奈良駅方面に戻ることに。