かき氷でひと息ついた後は。
江戸川土手へ。
暑すぎて誰も歩いていない…。
私は幼少時から、この取水塔のある風景が好きだ。
多くの東京都民へ水道水を供給する、金町浄水場の取水塔。
こちらは、昭和16年(1941)完成、レンガ造りの第2取水塔。
私はこの「とんがり帽子の取水塔」を、ずっと、スナフキンの正体だと思っていた。
今でも思わず、スナフキン~♪と声をかけてしまう。
取水塔はもう一つ。
こちらは昭和39年(1964)完成の第3取水塔。帽子が丸い。
ちなみに浄水場開設時にあった第1取水塔(大正15年(1926))は、第3取水塔ができた後に解体されたとのこと。
いつ来ても心地よい河川敷だ。
さて、柴又帝釈天近くには、柴又八幡神社がある。
ここは神社のみならず、古墳なのである。
石室があった辺りに現在はモニュメントが建っている。「島俣塚」とあるのは、
正倉院文書の戸籍に記録が残る、現在の柴又付近と言われる「嶋俣里」からつけたのだろう。
現在、本殿が建つ辺りも、古墳の一部だったという。
ここは、柴又八幡古墳といい、6世紀後半の円墳。
平成14年(2002)、くしくも寅さんを演じた渥美清さんの命日に、
寅さん埴輪が出土したことでちょっとした話題に。
これが噂の寅さん埴輪
寅さん埴輪は、現在、葛飾区郷土と天文の博物館で見ることができる。